柳川

柳川

江戸っ子に人気の鍋料理といえばやはり、柳川鍋では無いでしょうか。普通、鍋料理というと冬の食べ物を思い浮かべますが、江戸っ子は夏のスタミナ料理として柳川を夏の暑い時に食べるのです。柳川は知っての通り、開いたドジョウと笹掻きにしたゴボウを味醂と醤油の割下で煮て、そして鶏卵で綴じるものです。一緒にネギやミツバを入れる場合もあり、今ではお肉などを笹掻きゴボウと共に甘辛く煮て卵で閉じたものを柳川風と呼んだりしています。柳川という呼び方についてですが、柳川という川が江戸にあったから柳川という名前が付いたのでしょうか。そうではないのです。

 

九州の柳川地方では、柳川鍋という土鍋を昔から生産していました。その柳川近くでとれたどじょうを柳川鍋で煮たためにどじょう鍋のことを柳川と呼ぶようになったという説があります。他人も柳川という屋号のお店がどじょう鍋を考案したから柳川という名前が付いたという説がありますが、どちらもはっきりとしていないのです。7月から9月のはじめにどじょうは産卵するのですが、その夏の時期のどじょうはタンパク質やカルシウムが多く含まれているので、夏ばて防止の料理として柳川は知られているのです。

 

江戸時代はゴボウもドジョウモ安い上に、精力剤としてしられていたので、冬ではなく、夏に食べるお鍋とされていたのです。江戸時代ではまだクーラーなどの機器が発展していませんでしたから、夏バテにならないようにするためには食事に気を使っていました。そこで夏バテ防止食事として柳川が愛されたのです。

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